NPO法人 ひょうご労働安全衛生センター

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労災職業病・安全衛生の取り組み

石綿肺がん プラークなしで労災不支給 審査請求で逆転認定

2012/06/20
◆経過

Kさんは、1956(昭和31)年7月から1970(昭和45)年7月まで、住友ゴム神戸工場において自動車タイヤ等のゴム製品製造作業に従事し、2005(平成17)年に肺がんに亡くなられた。ご家族が労働基準監督署に相談されたところ、「会社から証明をもらってくるように」との指示があり、そこで申  ・・・続きを読む

石綿肺がん 労災不支給処分取消し訴訟 神戸地裁で労災と認定

2012/04/20
◆概要

アスベストにより肺がんを発症したが、国が労災と認めなかったため、労災不支給処分の取り消しを求め争っていた訴訟で、3月22日、神戸地裁(矢尾和子裁判長)は、「国の不支給処分を取り消す」との原告全面勝訴の判決を言い渡した。


◆事件の経過

Hさんは、港湾荷役において積荷の数量  ・・・続きを読む

震災とアスベストを考えるパネル展に1,600人

2012/04/17
◆2012倫理創成フォーラム

3月3日、神戸大学にて、神戸大学人文学研究科倫理創成プロジェクトと京都精華大学マンガ研究科の主催による、地震災害とアスベスト問題についてのフォーラムが行われました。学生をはじめ、解体業者や石綿診断士協会の方やアスベスト患者と家族の会の会員、一般の方たちを合わせ50  ・・・続きを読む

JR脱線事故の救護 PTSDを発症した看護師の労災請求を棄却

2011/08/20
◆概要

2005年に起きた福知山線車両脱線事故で、多数の負傷者が搬送された病院において救急救命活動に携わり、PTSDを発症したとして看護師のMさんが労災認定を求めた訴訟の判決が、7月2日に神戸地裁であった。矢尾和子裁判長は、「事故現場に赴いておらず、救急医療で一般に生じる体験しかしていない」と  ・・・続きを読む

石綿肺がん 建設作業に従事し、兄は認定、弟は不支給 神戸地裁へ提訴

2011/07/20
◆概要

同じ建築現場で働き同時期に肺がんを発症されたFさんのご兄弟。石綿肺がんとして神戸西労働基準監督署に労災申請を行ったのですが、兄は認定、弟は不支給という結果でした。不支給の理由は、石綿小体・石綿繊維の数が認定基準に達していないということでした。そのため、不支給処分の取り消しを求め、7月8  ・・・続きを読む

被災地へアスベスト用マスクを届ける募金活動

2011/04/29
甚大な被害をもたらした東日本大震災の被災地は、これから瓦礫の撤去や倒壊した建物の解体が急ピッチで行われようとしています。倒壊した家屋の建材にアスベストが使用されています。作業者や全国からかけつけているボランティア、行政関係者や被災地の方々が、数十年後の潜伏期間を経た後にアスベストにばく露し被害者とな  ・・・続きを読む

石綿肺がん 石綿小体2,551本で不支給 神戸地裁へ提訴

2010/10/20
◆港湾における検数業務で肺がん発症

港湾荷役において積荷の数量や状態を確認し証明する業務(検数業務)に、36年間従事(1965年~2001年)したK(54歳)さんは、2001(平成13)年07月11日に肺がんで亡くなられました。

神戸港は日本でも有数の石綿を荷揚げする港でした。日本の石綿  ・・・続きを読む



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